スプリューQ&A
適用ねじの呼び径の1倍、1.5倍、2倍とし、それぞれ1DNS、1.5DNS、2DNSと表記しています。
例)M10−1.5×1DNSの場合
呼び径 M10×長さ 1D=10mm
また、その呼称長さとは、板厚10mmに挿入し、適切な長さを意味するもので、L寸法ではありません。
お手元にあるスプリューとサイズ表の「自由外径の最大・最小の中央値」と「自由巻数」の照合をして下さい。
(巻数はノッチの上からが一巻目となります。)
長いサイズが必要な場合は、スプリューを2個挿入して対応して下さい。
例)4DNSが必要な場合、2DNSを2個を挿入する。
短いサイズが必要な場合は、喰切り等で端末から必要な長さに1巻ずつ切断して下さい。
SUS304とリン青銅を在庫しております。
スプリューの材質はステンレス(SUS304)で、一般的に磁性はないと言われています。
しかし、スプリューを製作する際の圧延・コイリング加工により組織変態(オーステナイトから一部マルテンサイトに)
を起こし若干の磁気を帯びるのです。
リン青銅タイプをご使用ください。
A. スプリューの向きは合っていますか?
タングのある方がねじ底になる様に工具にセットして下さい。
B. 面取加工はしていませんか?
面取をされますと、メネジの入口形状が削り取られる為、うまく挿入出来ない事があります。糸面取程度をお勧めします。
挿入工具(INP型)には、ストッパー(深さ調節)があります。
商品が届きましたら、任意に固定されているストッパーを付属レンチでゆるめてご使用ください
タングを残しておいても支障(ボルトの先端がタングに接触しない)が無ければそのままでも大丈夫です。
タングを折り取る場合は、専用工具(タング折取工具)をお使いください。
抜取工具をお使い下さい。